2018/04/17
2018/4/17 掲載
大村市は、ダムから浄水場に送られてくる水の落差を利用した小規模な水力発電を始めた。埋もれている再生可能エネルギーを発掘し、二酸化炭素(CO2)削減を進めるのが狙い。水道事業での小水力発電は県内で初めて。
市上下水道局によると、発電は市内の萱瀬ダムから坂口浄水場まで約8キロを導水管で送られてくる原水の落差(約31メートル)を利用する。最大発電出力は49キロワット、年間発電量は27・4万キロワット時で、一般家庭75世帯分にあたる。年間132トンのCO2削減に貢献できるという。